海籠り志カウンセラーのみやです。
今回もお越しくださり、ありがとうございます!!
先日、新潟県糸魚川市の海岸で、ヒスイ探しをしてきました!!
新潟県民のみやですが、実はヒスイ探しは初めてでした。
海岸って、砂浜のイメージだと思いますが、ヒスイの採れる海岸は砂浜部分が砂利です。
そのたくさんの石の中から、ヒスイを探していきます。
実は、そう簡単に見つかるものではないですし、そもそも未経験者だと、普通の石とヒスイの見分けもつきません。汗
でも、わたしが行った時は、毎日来ているという地元のおじさん(ヒスイおじさん)がヒスイの見分け方だったりを親切にいろいろと教えてくれました。
おかげで、少し石に詳しくなりました。
おじさんに教えてもらいながら、ヒスイを探していると、ヒスイ探しは本当にやりたいことを見つけることに似ているなぁと感じました。
糸魚川ヒスイとは?
まずは、糸魚川ヒスイについて簡単にご紹介!
ヒスイは2016年には、「日本の国石」に、2022年には「県の石」に指定されています。
糸魚川市は、質・量とも国内随一のヒスイ産地で、ヒスイにまつわる歴史は、とても古いです。
なんと、糸魚川では縄文時代からヒスイの加工がされていたことがわかっています。
小滝川ヒスイ峡は特に有名な産地で、ヒスイがゴロゴロしています。
ただ、現在、小滝川ヒスイ峡でのヒスイ採取は禁止されています。
ここから流れ出たヒスイは、川を下り、海に出てやがて波によって海岸に流れつきます。
この海岸でのヒスイ採取はOKなんです。
というわけで、わたしも地元のおじさんのアドバイスをもらいながら、ヒスイを探してみました。
キラキラと目立っているものがヒスイ(魅力)とは限らない…
ヒスイというと、緑色の宝石イメージですが、ヒスイの原石のほとんどが、白っぽい石だそう。
素人は、緑色のキラキラ輝く石を探しがちですが、それだとまず見つからないんだそうです。
白っぽい石を探していくんですが、ヒスイおじさんレベルになると、普通の石とヒスイの見分けは、ある程度わかるそうですが、初心者は見ただけではわかりません。
そこで、必需品となるのが「ペンライト」です。
これは、ヒスイ探しの必須アイテムです。
ヒスイと普通の石の違いは、ヒスイは光の透過度が高く、光に当てると光を通します。
こうして、1個、1個、石をペンライトに当てて、確認していきます。
ヒスイは、周りの石よりも明らかにキラキラ光っているわけではなく、意外と地味なんだなぁ、と感じました。
そんな地味な中に、実は価値が隠れている…
本当にやりたいことを見つける時に似ているなぁ、と思いました。
本当にやりたいことをみつける時も、人よりも優れていることやキラキラと輝いていて目立つようなことが、魅力とは限りません。
むしろ、自分ではコンプレックスだと思っている部分が実は魅力で、本当にやりたいことに繋がっていったりします。
まさに、「ネガティブは魅力」になるんです。
わたし自身、20年以上も本当にやりたいことがわからない、見つからないことが、ずっとコンプレックスでした。
でも、ある時、サポートしていただいている方からこんなメッセージをいただきました。
やりたいことが見つからないことを20年間悩みとしてもっていた、ということは、そこが20年間貫いてきた部分であるということ…
そのメッセージをいただいたことで、発想の大転換が起こりました!
初めからやりたいことがわかっている人は、やりたいことがわからない、という気持ちは意外と実感としては、わからないのかもしれない…
でも、わたしの場合、やりたいことがわからないを20年も貫いてきた…
そんなふうにずっと悩んできたわたしだからこそ、同じようにやりたいことがわからず、悩んでいる人の想いがより理解できたり、寄り添っていくことができる!
これはわたしだからこそできる、独自の立ち位置だったんだ!
そんなことに気づくことができました。
そして、現在、海籠り志カウンセラーとして本当にやりたいことを見つけるお手伝いをするお仕事に繋がっています。
思い込みではヒスイ(本当にやりたいこと)は見つからない…
ヒスイは川から流れ出て、海にたどり着き、海岸に打ち上げられます。
ですので、波打ち際ばかりでヒスイを探していました。
他の人も波打ち際で探している人が多かったです。
ヒスイおじさんによると、波打ち際で探す理由は、ヒスイは濡れると光りやすくなり、乾いている状態よりも、見分けやすいからだそうです。
ヒスイのある可能性自体は、波打ち際でも波打ち際以外でも、同じなんだそうです。
一度、ヒスイっぽい石が見つかると、ずっと同じ場所を探し続ける人が多いそうですが、同じ場所にまとまってあるとは、限らないそうです。
思い込みで、同じ場所を探し続けても見つからない、というお話でした。
ヒスイ探しが、思い込みで1つの場所だけを探しても上手くいかないように、本当にやりたいことをみつける場合も同じです。
過去のわたしは、自分のやりたいことよりも、安定した給与や待遇を大切にしてきました。
それが自分にとって、1番大切な価値観だと思い込んでいました。まさに安定を深掘りして、公務員になりました。
一度、安定の列車に乗ってしまえば、他の道を模索したり、自分自身と向き合う必要もありません。
乗っているだけで良いので、楽ちんなんです。
でも、本当に自分の行きたい方向へ向かっているとは限りません。
楽ちんでも、乗り心地が良いとは限りません。
でも、その列車を降りるのは、楽ちんさを失ってしまうから怖かった。
たがら、安定の公務員が本当にやりたいことだと思い込もうとしていました。
でも、思い込みだけで進んでいっても、ヒスイ探しと同じように本当にやりたいことは見つかりません。
だから、わたしは20年もやりたいことが見つからなかったのだなと、気づきました。
本当にやりたいことを見つけるには、ヒスイ探しと同じように、思い込みはやめて、いろんな可能性を探るために一歩踏み出すことが大切だったのです。
今回、糸魚川でのヒスイ探しを通して、本当にやりたいことを見つける上で、大事なポイントに改めて気づくことができました。
あなたも、自分の本当にやりたいことを探す時にぜひ、今回お伝えしたポイントを意識してみてくださいね!
本日ここまで。最後までお読みいただき、ありがとうございました!!