どうもみやです。本日もお越しくださり、ありがとうございます!!
わたしは、昨年から「整理収納アドバイザー」の勉強をしています。
その中で、本棚の整理で学んだ中で、気づきがあり、この記事を書いています。
本棚の整理をする時って、
・本が増えて、本棚に入りきらなくなった時
・整理されてなくて、見た目が悪いと感じる時
・読みたい時に読みたい本が取り出しづらいと感じる時
など、あくまで見た目や利便性を良くするために、整理することが多いと思います。
しかしそれだけでなく、自分の好きなこと、興味があることやコンプレックスにも気付くことができる効果があることに気づかされました。
本棚の整理により、自分の目標やコンプレックスに気づけた事例
わたしが整理収納アドバイザーの勉強をしていた中で登場した事例について、紹介したいと思います。
自分の目標に気づいた事例
子育てしながら、会社勤務をしていたAさん。本が好きで、頻繁に購入していて、とうとう本棚に収まらなくなってしまいました。
そこで、整理収納アドバイザーに本棚整理の依頼をします。
まずは、持っている本をジャンル別にわけました。
他のジャンルに比べ、料理本が多くあります。さらに、料理本をタイプ別に分けたところ、
カフェメニュー、カフェショップ情報がたくさんありました。
アドバイザーが理由を確認すると、
「いつかカフェをオープンしたい」
との答えが返ってきました。
その答えを受け、アドバイザーは、
カフェ関連の本と一緒に、カフェ開業に関わる本として、起業本も同じジャンルにまとめて整理をすることを提案しました。
カフェ開業関連の本は、繰り返し読んで研究できるように、Aさん専用デスク近くに見やすく整理しました。
Aさんは、本の整理ができただけでなく、本棚を見るたびに、やるべきこと具体的になって、力が湧いてくるようになった、という事例でした。
今は、分からないことがあれば、スマホで検索をすれば、たいていのことは、わかります。
それでも、本を購入するのは、
知識や情報をしっかりと理解したい
知識や情報をすぐ確認できるように近くに置いておきたいその本の世界観に触れていたい
などの想いがあるからだと思います。
逆に、興味がなかったり、そこから学びを得たいという想いがなければ、購入しないと思います。
普段購入している本たちは、無意識のうちにあなた自身の興味関心や価値観、学びたいと思っていることを表していると思います。
わたし自身は、歴史系の本のジャンルが増えていました。
別のブログで歴史関連のことを書いていたりしたので、知識として手元に置いて置きたいという想いから、よく購入していました。
自分が何を学びたいと思っているのかが、本棚には表れているなあと実感しました。
隠れていたコンプレックスに気づいた事例
もともと本が好きで、ジャンルを問わず、気になるとすぐに購入していたBさん。追加で購入した本棚からも溢れている状態のため、整理収納アドバイザーに依頼をしました。
まずは、持っている本をジャンル分けしました。
一番多かったのが、Bさんの仕事に関する本、次に多かったのが、暮らし方や生き方、片づけに関する本でした。
Bさんに確認したところ、
「片づけか苦手で、見るとつい購入してしまう」ということでした。
そこで、アドバイザーは、本を購入した目的や効果を認識してもらうため、「実際に片づけるのに参考になった本」と「そうでなかった本」に分けることを提案します。
分けてみた結果、Bさんは本を読んでも片づけられず、求めていた結果に辿りつけなかったことに気づきました。
そして、Bさんは片づけるために、一人で本だけを読んでも、片づけ方がわからないので、「整理収納アドバイザーのサポートがほしい」という結論に至りました。
片づけに関する本を購入すれば、解決するような気がして、無意識に手が伸びていたのかもしれない。
好きで手に入れたわけではないけど、気づいたらたくさん持っているものがあるのでしたら、実はコンプレックスが隠されているかもしれない。
Bさんの事例は、このような考察で、締めくくられていました。
わたし自身も思いあたるフシがあります。
わたしは、歴史系の本以外だと、料理本やライフスタイル(片づけ関連)関係の本が多めです。
料理本については、
仕事や子育ての両立に悩んでいて、時間がなくて、毎日の夕飯がお惣菜やお弁当になってしたことが、コンプレックスでした。
何か良い方法はないかと、良さそうな本を見かけると、すぐに購入していました。
でも、今思うと、
買うこと=悩みが解決するという気持ちだったように思います。
結局、買って満足みたいなこともありました。
ライフスタイル(片づけ本)関連も同じような感じで、
仕事が忙しくて、家の整理や掃除が思うようにできず、家が散らかっていたり、整理されてないせいで、失くしたと勘違いして、同じ物を買ったり…。
それを何とかしたくて、気になる片づけ関連の本があると購入していました。
本の通りに片づけようと思っても、紹介されている事例と自分の家では、間取りや収納用品、持っている物、家族構成、ライフスタイルが全く同じということは、ありません。
なので、本の通りに真似したしようとしても、うまくいかないんですよね。
やっぱり、「わたしは片づけられない人間なんだ」と落ち込んだりもしました。
よくよく考えると、「片づけの基本」も何も知らないなあ、ということに気づきました。
快適な毎日を過ごすために、基本を学び、応用できるようになりたいと思いました。
そういった経緯が、整理収納アドバイザーの勉強を始めることにもつながっています。
本棚の整理は、忘れていた目標や隠れているコンプレックスに気付くかも
あなたの持っている本をジャンル分けしてみることで、興味関心や価値観、無意識に学びたいと思っていること、
または、隠されていたコンプレックスなど
これまで、気付かなかった自分を知ることができるかもしれません。
自分自身がわからなくなった時は、本棚の整理がおすすめです!
本日はここまで。最後までお読みいただき、ありがとうございました!!