どうもみやです。本日もお越しくださり、ありがとうございます!!
今回は、公務員は最強だと思っていた、安定志向の塊だったわたしが、公務員を辞める決意をしたきっかけになったお話です。
とあるセミナーに参加するため、東京へ
その頃、わたしはとある方のサポートを受けながら、このブログとは別のブログを始めたばかりでした。
その方の先生が、東京でセミナーをされるということで、お誘いを受けました。
セミナーと聞くと、なんか怪しい、買わされる、契約させられる、と不安に思うかもしれません。
サポートされている方やその先生の人となりもわかっていたので、その辺の不安ありませんでした。
そんなことより、新潟からほとんど出たことがないわたしが、1人で東京まで行く方が大問題です!!
土地勘のないところで、果たして時間通りに辿り着けるのだろか…
セミナー自体よりは、そのことに緊張してました。笑
東京駅に着くと、祭りか?というくらい、人が多い…
人混みにクラクラしつつ、駅員さんに最寄り駅を聞きつつ、地図を頼りに何とか、目的地に辿り着きます。
セミナー初参加
セミナーというと、意識高い系の方々が、ガンガン行こうぜ!自分の意見を積極的に発言して、ポジティブシンキングでいこう!
みたいなイメージがありました。
わたし自身は、そういう感じが苦手で、学校や職場では、そういう人の影に隠れているような存在です。
そのセミナーは、仙人のような先生が、まったりと淡々とお話しされていて、発言をしなきゃいけない場面もなく、安心した記憶があります。
わたしにとっての公務員はご飯仕事だった…
セミナーの中で、仕事の4つの分類について話が出ていて、いろいろ考えさせられました。
①ライスワーク
文字通り、ご飯を食べるために働く。楽しさややりがいは関係なく、生活費を稼ぐために働く。
サザエさんを見ると憂鬱になるような場合も、こちらに当てはまるかと思います。
②ライクワーク
自分の好きなことを仕事にしている。
③ライフワーク
自分が好きなことを仕事にしているだけでなく、志や使命感を持って、他者にも貢献している。
④ライトワーク
ライトは、日本語だと光です。この仕事をするために生まれてきた、まさに「天職」です。
こういう仕事の分類があるのは、この時初めて知りました。
仕事っていうのは、生活のためにするもので、我慢するのが当たり前、という価値観で生きてきました。
やりがいや楽しさを感じつつ、人の役に立てるならどんなに良いだろか、と思いました。
一度きりの人生なら、どうせなら、ライトワークまでは難しくても、ライフワークに辿り着きたいと思いました。
現実のわたしは、日曜の朝から、月曜のことを考え、憂鬱になります。
公務員を続けている理由は、安定した給料と公務員という安定した身分を守るため。
それ以外に続けている理由は、ありません。
公務員になってから、心のどこかで、いわゆる「勝ち組」だと思っていた時期もありました。
これまでの自分を振り返り、全然勝ち組なんかではなく、自分にとっての公務員は、ライスワークだったことに気づきました。
今のわたしは、子どもに夢や希望は与えられない
セミナーの中で、現代の大人たちの多くが、仕事のストレスを抱えている。
そんな大人たちを見て育った子どもたちは、自分の将来に夢や希望が持てなくなる。
日本の将来が心配。
というようなお話がありました。
これはわたし自身が、ぼんやり感じていたことでもありました。
わたしの子どもたちにとって、一番身近な大人はわたしです。
そんなわたしが、毎日ストレスを抱え、余裕がなく、イライラしたり、時には、子どもにキツく当たってしまう時もあります。
一番ひどい時は、子どもの顔を見ると、安心してなのか、緊張感から解放されて泣き出してしまうこともありました。
こんな大人を間近に見て育ったら、子どもたちは、仕事って辛いもの、大人になりたくない、と思ってしまうかもしれません。
現に、上の子は、「ママと同じ仕事はしない」と言っています。
先生のお父さんは、鉄道員をされていたそうで、誇りややりがいをお父さんの背中から、感じでいたそうです。
そんな姿に、憧れの気持ちを持っていたそうです。
わたしも子どもたちに、
仕事というのは、大変なこともあるけど、やりがいや生きがいを感じながら、人の役にも立てる楽しいものだ。
という姿を見せていきたいと思いました。
子どもが大人になった時、思い出の中のお母さんが、イライラしているよりは、生き生きしていたほうが良いと思います。
公務員の安定と、子ども、どちらが大事か、答えは決まっています。
自分の中で、点々としていてバラバラに散らばっていた想いが、このセミナーがきっかけで、1本の線に繋がったような感覚でした。
安定志向の強いわたしが公務員を辞めようと思ったのは、子どもの存在でした。
そしてそのことに気づくきっかけになったのが、この上京でした。
余談になりますが、1人で東京まで行って、土地勘のない所でも、目的地に辿り着けたことも、わたしにとっては、大きな自信になっていました。
他の人からするとそんな程度でと思われるかもしれません。
でも、わたしにとっては、大きな変化でもありました。
本日は、ここまで。最後まで、お読みいただき、ありがとうございました!!