どうもみやです。本日もお越しくださり、ありがとうございます!
わたしは、以前、同僚と自分を比較し、自信を失い、「会社組織が求めているであろう人間に変わらないといけない」と悩んでいた時期がありました。
しかし、とあることがきっかけで、それは違う、ということに気づくことができました。
今日は、その時のお話しをしたいと思います。
自分とは全く違う人間になろうとしていた…
わたしは、同僚たちが眩しく見えていました。
- お客さんや上司にも言いたいことを論理的に、ズバズバ言える同僚。
- 大勢の前でも臆せず、自分の意見を堂々と言える同僚。
- 自然とリーダーシップを発揮し、みんなを引っ張っている同僚。
わたしはそんな同僚たちと自分を比較して、落ち込んでいました。
全てわたしにはないものだったからです…。
わたしは真逆な人間なのです…。
- 口下手で論理的に上手く話すことが苦手。
- 大勢の前だと緊張して、上手く話せない。
- リーダー的な役割は苦手。
論理的に上手く話せたり、大勢の前で臆せず発言ができたり、リーダーシップがあることは、会社で出世していく人の特徴だと思っていました。
出世欲はありませんが、真逆のわたしは、職場で劣等感を感じていたし、お荷物なのではないかと思っていました。
「あんなふうになりたい」といつも他人を見ては、羨ましく思っていました…。
上司との面談…
わたしの職場では、年に2回ほど、個人面談があります。
わたしは、この面談が苦手でした。自分に自信がないから、いつ上司から「ダメだし」されるんじゃないかと不安だったからです。
当時の直属の上司は、稀にみる?とても話しやすい人でした。
どういう話のながれでそうなったのかわかりません。ただ、気がついたらわたしは上司に「自分を変えないといけないと思っています」と伝えていた。
具体的には、「論理的に上手く話せるようにならないといけない」「年齢的にも、リーダーシップを取らないといけない」と…。
返ってきた意外な答え…
上司からの回答は意外なものでした…。
「あなたにはあなたの良さがある。変わる必要なんてないと思うけど」
「会社の求めるスタンダードに合わせる必要はない」
「みんなが同じような人なのもどうかと思う。いろんなタイプの人がいるからいいと思う」
「あなたの気持ちの優しさに救われている人はいるはず」
わたしはハッとし、目が覚めたような感覚でした…。
わたしは元々あった自分の良い部分まで殺して、別の人間になりたがっていたのです。
論理的に言いたいことをバンバン言って、先頭に立ってガンガン皆を引っ張っていく…
もはやそれはわたしでは、ありません。
完全に自分を見失っていました。
自分の良さを大切にしながら、自分を磨いていく
わたしはこの面談で、人はそれぞれに良さがあるので、その良さを大事にしながら、自分自身を磨いていくことが大事。
世間や会社のスタンダードに無理に合わせて、自分を偽っていく必要はない。
ということに気づくことができました。
自分では短所と思っていることも、場合によっては長所にもなり得ます。
ズバズバ話す人が良い人もいれば、逆にそういう人が苦手な人もいます。だからこそ、いろんなタイプの人がいて良いのです。
この面談後は、すごく気持ちが楽になり、周囲と自分を比べて落ち込むこともなくなっていきました。
無理に自分自身を偽り、違う人間になる必要はないのです。