【映像の世紀】ジョブズとフラーのstay hungry、stay foolishの意味とは?

海籠り志カウンセラーのみやです。本日もお越しくださり、ありがとうございます!!

先日、放送された、映像の世紀バタフライエフェクト「世界を変えた”愚か者”フラーとジョブズ」

その中で、心に留めて置きたい言葉がたくさんあったので、お伝えしたいなと思います。

また、その中で出てきた「stay hungry、stay foolish」という名言の意味もわたしなりに考察したいと思います。

ジョブズとは

ジョブズというのは、スティーブ・ジョブズのことです。

iPhoneやiPadなど世界的なヒット商品を送りだした、アップル社のCEOだった人です。

めちゃくちゃ凄い成功者というイメージです。

ジョブズは、大学中退後、アップル社を設立します。

けれども、傲慢な態度や商品の売り上げ減少などが原因で、自分で作った会社から追い出されます。

成功者のイメージが強いですが、実はずっと順調だったわけではなかったんですね。

ジョブズは、アップル社を追われた後も、新しい会社を設立したりと、行動し続けていました。

そして、再び、アップル社に戻ることになり、CEOに就任します。

iPhoneなどを世界に送り出し、人々の生活にも大きな影響を与えました

ジョブズの名言

2005年、スタンフォード大学の卒業式で、卒業生たちの前でスピーチをしたジョブズ。

その中で、わたしの心に残った言葉をいくつかお伝えしたいと思います。

あなたたちの時間は限られている

誰かの言いなりになって人生を消費してはならない

誰かの教えにとらわれるな、それは他人に従って生きることだ

あなた自身の内なる声を周囲の意見に埋もれさせるな

もっとも大事なのは、あなたの心の直感を信じる勇気を持つことだ

そして、ジョブズは、ある言葉でスピーチを締めくくります。

「stay hungry、stay foolish」(ハングリーであれ、愚かであれ)

実は、この締めくくりの言葉は、若き日のジョブズが影響を受けた、ある人物の言葉でした。

その人物は

バックミンスター・フラーという人物です。

「宇宙船地球号」という概念を唱え、人類と地球との調和を説いた思想家、発明家です。

「天才」「現代のレオナルド・ダビンチ」と言われた反面、「狂人」とも言われました。

フラーは、1970年代多くの若者から支持を得ていました。

その中の1人に、若き日のジョブズがいました

ジョブズが若い時、「ホールアースカタログ」という本がありました。

当時の若者にとってバイブルのような存在でした。

ジョブズは、

「ホールアースカタログ」は、Googleのペーパーバック版とも言うべきもので、理想に輝き、使えるツールと偉大な概念が、それこそページの端から溢れ返っている、そんな印刷物でした。

と語っています。

そんなホールアースカタログの最終号の巻末には、田舎道の風景写真とともに、こんな言葉が添えられていました。

Stay Hungry, Stay Foolish

バックミンスター・フラーが読者たちに送った最後のメッセージでした。

その他にも、バックミンスター・フラーが語っていた言葉で、わたしの印象に残ったものをお伝えします。

本当にやりたい仕事でなければやらなくてよい

社会が正しいと言った事が誤りだったことは数多くあった

「stay hungry、stay foolish」の真意とは?

日本語でないせいか、この言葉だけではわたしには、なかなか真意がわかりませんでした。

英語圏の人なら、スッと入ってくるのかな。

直訳すると、「渇望する愚か者であれ」です。

やはり、真意がよくわかりません。

でも、ジョブズがスピーチで語っていた言葉やバックミンスター・フラーが残した言葉を見ていくと、真意が見えてきたので、わたしになりに考察します。

まず、「stay hungry」ですが、

ジョブズとフラーの生き方を見ていると、彼らは常に行動し、挑戦し続けていたように思います。

本当にやりたい仕事でなければやらなくてよい

フラーがこんな言葉を語っていたように、彼らは自分がやりたい仕事に取り組んでいました

その結果、人々の生活を便利に豊にすることに繋がってきました

「stay hungry」は、「自分がより良い人生を歩んでいくことに対し、常に貪欲であってほしい」ということだと思いました。

その結果として、社会への貢献にも繋がっていく、と。

「stay foolish」は、

ジョブズとフラーが残した言葉から、読み解くことができます。

ジョブズ

誰かの言いなりになって人生を消費してはならない

誰かの教えにとらわれるな、それは他人に従って生きることだ

あなた自身の内なる声を周囲の意見に埋もれさせるな

最も大事なのは、あなたの心の直感を信じる勇気を持つことだ

フラー

社会が正しいと言った事が誤りだったことは数多くあった

つまり、世間の常識や価値観は、常に正しいとは限らない

自分自身が、本当はどうしたいのか、内なる声に大切なことが隠されている

例え、世間の常識から外れていても、自分自身の内なる声に従って進んでいってほしい

そんな想いが込められていたのではないかと思います。

けれど、世間一般の常識や価値観から外れた人は、変わり者扱いされます

それこそ「愚か者」というレッテルを貼られてしまいます

でも、ジョブズやフラーは、「愚か者でいい。むしろ、そうであれ

ということを伝えたかったのでは、ないかと思いました。

というのが、わたしなりの考察です。

実は、ジョブズが、スピーチをした時、その身体は癌に蝕まれていました

スピーチから6年後の2011年に、ジョブズは56歳という若さでこの世を去りました

人生は無限に時間があるわけではないということを、改めて思い知らされました

ジョブズの言葉の通り、

誰かの言いなりになって人生を消費してはならない

まさにそんな時間はもったいないです。

stay hungry、stay foolish

わたしも、この言葉を指針の一つにして、進んでいこうと思いました。

後悔しない人生を送りませんか。

本日はここまで。最後まで、お読みいただき、ありがとうございました!!