どうもみやです。本日もお越しいただき、ありがとうございます!!
過去に引っ張られて、やりたいことを諦めた経験はありませんか?
確かに、努力しても過去を変えることはできません。
でも、変えられないことを受け入れた上で、できることをしていけば、やりたいことを実現できます。
そのことを大河ドラマ新選組の近藤勇から気づかされました。
らしさを磨き、本物を超えた近藤勇
近藤勇は、武士のイメージが強いですが、生まれは、東京多摩の農家です。
近藤勇は、天然理心流の道場主だった近藤家の養子となりました。
農民出身であることが理由で、養母からは疎まれていました。
近藤勇は、「武士になりたい」という想いを抱いていました。
けれど養母から、
腰に刀をさし、良い着物をまとったところで、人は出自を変えることはできないのです!!
身の程を知りなさい、宮川勝五郎(養子に入る前の近藤勇の名前)!!
と叱責されます。
いくら努力をしても、本物の武士にはなれないという残酷な事実を突き付けられました。
スタートラインに立つことさえ、許されなかった近藤勇。
普通であれば、ここで気持ちが腐って諦めてしまってもおかしくありません。
でも、近藤勇は腐ることなく、こう決意します。
武士よりも武士らしくなってみせる!
日本一武士の心を持った百姓になってみせる!
どんなに努力しても出自は変えられないから、本物の武士にはなれない。
だから、近藤勇は武士「らしさ」を磨いていくことにしたのです。
武士らしさを磨いた結果、近藤勇は武家出身の武士たちよりも、武士らしくなり、いつしか本物を超えていたのでした。
その生き様から、最後の武士と称されるほどになります。
過去に引きずられる必要はない
現代に身分制度はないのですが、過去の経験に引っ張られて諦めてしまうことがあります。
わたし自身がそうでした。
わたしは、親に褒められた経験がほとんどありませんでした。
親に、何か自分のやってみたいことを言っても、「できるわけない」といつも言われていました。
一生懸命、勉強してテストで95点が取れても、「何でその一問を間違えたんだ?」とダメ出しされて、褒められることはありませんでした。
自分はダメ人間だと思うようになり、自信を持つことができないまま、大人になりました。
何か新しいことに挑戦しようとする時は、本当に失敗するのが怖くて仕方ありませんでした。
失敗して、できない自分を再認識するのが、怖かったのです。
それは、親に認めてもらえなかった記憶が蘇るから。
だから、
仕事が忙しいから…
お金がもったいないから…
自分には向いてないから…
と諦める理由をたくさんリストアップして、やらない選択をしてきました。
そして、物事が上手くいかない時や挑戦できない自分を、全て親のせいにしていました。
もっと親が、わたしを肯定してくれて、理解のある親だったら、もっと違う人生を歩めたはずだと…
まさに、変えられない過去に引っ張られ、不安な気持ち、怖い気持ちになってしまうのを、親のせいにしていたのです。
わたしは過去の経験から、失敗したくないから、知らず知らず完璧主義になっていました。
完璧じゃないとダメだと、思い込んでいました。
だから、何か挑戦する時も、時間だったり環境だったりに完璧を求めていました。
それは、失敗するのが怖かったから。
昔、歴史が好きで、日本史を深く学びたいと思っていました。
でも、大学の史学部に進学できなかったことで、完璧主義だったわたしは、歴史の勉強をすることさえ、辞めてしまいました。
それは、完璧な環境を求めていたからでした。
でも、今はそのことを後悔しています。
自分なりに学び続け、近藤勇のように「らしさ」を磨いていたら、歴史の先生らしくなれていたかもしれません。
過去に引っ張られる必要はないし、完璧な環境でなくても、近藤勇のように「らしさ」を磨いていけば、やりたいことはできるんだ、と気づいたのです。
完璧な環境でなくても、やりたいことはできる
そんなわたしは、好きなことを仕事にして、心穏やかに生きるために、副業からその準備を始めました。
仕事、育児もあり、時間がない中、進めてきました。
以前のわたしだったら、絶対にそんなことはしません。
時間がない、という完璧な環境ではないからです。
そして、好きなことを仕事に、なんて、絶対に親が「できるわけない」と言ってくる案件です。
過去や環境にとらわれなくなったことで、自分のできる範囲でコツコツ準備を進めていくことができました。
そして、好きなことを仕事にしたいけど、何をしたら良いかわからないという状況から、一年も経たないうちに、自分の進むべき道をら見つけ、好きなことを仕事にして、進み始めることができたのでした。
過去は変えられませんが、
過去に引っ張られ続け、諦める続けるのか、過去を受け入れ、できることを磨いていくのか、どちらを選択するのかは、自分次第なのです。
大河ドラマ新選組の近藤勇から、改めてそのことを実感することがでしました。
本日はここまで。最後までお読みいただき、ありがとうございました!!